使用した炭(灰)の処分方法

意外と知らない炭の処分の仕方

この記事では、バーベキューで使用した炭の正しい処分の仕方や再利用する方法などをご紹介します。

使用後の炭の正しい処分方法

まず第一に燃えている炭を消火しましょう。
方法はいくつかありますが、一番、良いのは、火消しつぼを使って消火する方法。
酸素の供給を止めて、消火することが可能です。
また、消し炭は、次回も使えるのでお財布にも優しいのが利点です。
他には、バケツに水を入れて消火したり、時間に余裕がある場合は燃え尽きるまで待つのも一つの手。
いずれにしろ、炭が完全に消火されたことを必ず確認してください。

少量であれば、灰は肥料としても活用できるので、農業を営んでいる人は畑に撒くのもいいかもしれません。

これは禁止行為です

土に埋めて帰る。
元々、木材から作られているのだから、自然に戻せば大丈夫!というわけではありません。
消し炭を再利用しない場合は、必ず不燃ごみとして処分しましょう。

自治体によって、処分方法が異なる場合があるので、各自治体のルールに従ってください。

過去には逮捕者も

過去に実際に起きた事件ですが、自宅でバーべキューをした後に、近隣の山に消火されていない炭を捨てて、山火事にまで発展してしまったケースもあります。
この時には700人以上の消防隊員が出動する事態となり、炭を捨てた男性は森林法違反の容疑で逮捕されてしまったそうです。
死傷者が出なかったのが不幸中の幸いとなったようです。

まとめ

バーベキューやキャンプなどのアウトドアレジャーでは、来た時よりも美しくして帰ることが大原則です。
バーベキュー施設に炭捨て場がある時を除き、炭は必ず持ち帰るようにしましょう。
マナーを守って自然や他人を傷つけることなく、存分にバーベキューを楽しめるといいですね。